モーツァルトの窓(Fenster zu Mozart, Windows on Mozart)
第24回目の公演 2006年6月29日(木)
音楽 | アルフレート・シュニトケ マックス・レーガー ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト |
振付 | ジョン・ノイマイヤー |
舞台美術・衣装 | クラウス・へレンシュタイン | 指揮 | クリストフ・エバーレ |
ピアノ | Ondrej Rudcenko | チェロ | オリヴィア・ジェレミアス |
演奏 | フィルハーモニカー・ハンブルク |
モーツァルト | |
天才少年 | ヨハン・ステグリ |
ヴォルフガングちゃん | ピーター・ディングル |
ヴォルフガング・アマデウス | ティアゴ・ボーディン |
ヴォルフちゃん | アレクサンドル・リアブコ |
W. A. モーツァルト | ロイド・リギンズ |
1 | 1 |
音楽 | ラウラ・カッツァニガ、オットー・ブベニチェク |
レオポルト・モーツァルト | カーステン・ユング |
従姉ちゃん | バルボラ・コホウトコヴァ |
アロイジア・ヴェーバー | エレーヌ・ブシェー |
コンスタンツェ・ヴェーバー | シルヴィア・アッツォーニ |
灰色の使者 | ステファノ・パルミジャーノ |
MOZARTの名前から6つの窓が開かれる |
M |
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ピアノ協奏曲 変ロ長調 KV
39
アルフレト・シュニトケによるカデンツァ
ラウラ・カッツァニガ、オットー・ブベニチェク “音楽”
カトリーヌ・デュモン、ウラディミル・ハイリアン ジョージーナ・ブロードハースト、アントン・アレクサンドロフ
ディナ・ツァリポヴァ、エドウィン・レヴァツォフ アンナ・ラウデール、エミル・ファスートディノフ
天才少年、父レオポルト・モーツァルト
O |
アルフレト・シュニトケ Moz-Art a la Haydn
アルフレト・シュニトケ Moz-Art for six instruments
従姉ちゃん と ヴォルフガングちゃん
天才少年、レオポルト・モーツァルト
ウィーン、パリ・・・ロンドンの宮廷にて
フロレンチア・チネラート、キラン・ウェスト
カロリーナ・マンクーソ、ステファニー・ミンラー、大石裕香
チェルシー・ウィンター、ディナ・ツァリポヴァ
ステファン・ボウゴン、アントナン・コメスタッツ、オーカン・ダン
ウラディミル・ハイリアン、クサノ・ヨウスケ、パーシヴァル・パークス、コンスタンティン・ツェリコフ
Z |
マックス・レーガー モーツァルトのテーマによる変奏曲とフーガ Op. 132
ヴォルフガング・アマデウス、アロイジア と コンスタンツェ
オデット・ボーヒェルト、ステラ・カナトゥーリ、イリナ・クロウグリコヴァ、カロリーナ・マンクーソ、大石裕香、
アンナ・ラプスツィン、ミリアナ・Vracaric、マリアナ・ザナットー、ディナ・ツァリポヴァ
シルヴァーノ・バロン、アントナン・コメスタッツ、オーカン・ダン、ウラディミル・ハイリアン、ヤロスラフ・イヴァネンコ、
クサノ・ヨウスケ、ステファーノ・パルミジャーノ、パーシヴァル・パークス、コンスタンティン・ツェリコフ、キラン・ウェスト
A |
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン モーツァルトの“魔笛”の“娘か女か”の主題によるピアノとチェロのための12の変奏曲
ヘ長調 Op.66
ヴォルフちゃん、スタンチェちゃん(コンスタンチェ・モーツァルト、旧姓ヴェーバー)、
レオポルト・モーツァルト と ヴォルフガングちゃん
R |
ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ モーツァルトの主題による変奏曲 Op.
12
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト モテット “アヴェ・ヴェルム・コルプス” KV
618(テープ録音)
レオポルト・モーツァルト、ヴォルフガングちゃん
W. A. モーツァルト、“音楽”、従姉ちゃん、灰色の使者
天才少年、ヴォルフガング・アマデウス、ヴォルフちゃん、アロイジア、コンスタンツェ
宮廷の男性
T |
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 交響曲第40番 ハ長調 ジュピター KV551
第1楽章
カトリーヌ・デュモン、ウラディミル・ハイリアン ジョージーナ・ブロードハースト、アントン・アレクサンドロフ
ディナ・ツァリポヴァ、エドウィン・レヴァツォフ アンナ・ラウデール、エミル・ファスートディノフ
カロリーナ・マンクーソ、ステファニー・ミンラー、大石裕香、
アンナ・ラプスツィン、リサ・トッド、マリアナ・ザナットー
シルヴァーノ・バロン、ピーター・ディングル、ヤロスラフ・イヴァネンコ、、ステファーノ・パルミジャーノ
パーシヴァル・パークス、コンスタンティン・ツェリコフ
第2楽章
シルヴィア・アッツォーニ、アレクサンドル・リアブコ
エレーヌ・ブシェー、ティアゴ・ボーディン
バルボラ・コホウトコヴァ、ロイド・リギンズ
ラウラ・カッツァニガ、オットー・ブベニチェク
第3楽章
服部有吉、アルセン・メグラビアン、ヨハン・ステグリ、キラン・ウェスト
アントン・アレクサンドロフ、シルヴァーノ・バロン、アントナン・コメスタッツ、オーカン・ダン、ピーター・ディングル、
エミル・ファスートディノフ、ウラディミル・ハイリアン、ヤロスラフ・イヴァネンコ、クサノ・ヨウスケ、
ステファーノ・パルミジャーノ、パーシヴァル・パークス、エドウィン・レヴァツォフ、コンスタンティン・ツェリコフ
ジョージーナ・ブロードハースト、カトリーヌ・デュモン、アンナ・ラウデール、ディナ・ツァリポヴァ
第4楽章
全員
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maddie さんが感想をお寄せくださいました。Vielen Danke !
今年見たなかでは唯一初見の作品でした。前半はモーツァルトの多面性を5人のダンサーが踊りわけ、後半はモーツァルトの音楽を踊りで表現する純粋なシンフォニックバレエ形式でまさにきらめくように明るいモーツァルトの音楽そのもののような踊りでした。ブルーの濃淡の衣装も音楽にとてもマッチしていて良かったと思います。私はドラマティックなバレエが好きなので、この作品もストーリーを感じられる前半のほうが楽しめました。特にヨハン・ステグリ(神童モーツァルト)の端正な踊りと、ティアゴ・ボーディンとエレーヌ・ブシェ(ウォルフガング・アマデウスとアロイジア・ヴェーバー)のすがすがしいpddが印象に残っています。そして前日も素晴らしい成長ぶりで驚かせてくれたエレーヌでしたが、この作品でも初々しくしっとりとした踊りを見せてくれて、またまた感激でした。文字ではうまく表現できないのでもどかしいのですが… まるで「スター誕生」の瞬間を見たようにワクワクしました。
(2006年2月12日 maddie)
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